こんばんは、辛口婚活マスターの梅子です。
ご訪問ありがとうございます。
ここ数日で随分と寒くなりましたね。
寒くなると食べたくなるのが鍋!
カニすきもいいし、寄せ鍋もいいし、
ちゃんこもいいかも。
シンプルに湯豆腐もいい。
さて、今年は一体何回鍋が食べられることやら〜。
さて、今日は「隠された破断理由」のお話。
昔いた相談所は成婚退会をすれば、「はい!さよーなら」ではなく、無料サポートが一定期間設けられていた。
大抵の人は成婚退会後に来る連絡といえば、「式の日程が決まった」、「結婚しました」な幸せなお知らせ。
が、なかにはそれはそれはよろしくない相談をしてくる人達がいた。
それは「破断連絡」ないし、「破断しそうな連絡」
どうにか回避したいから相談してくる訳だが、既に破断したということで、事後連絡だったりすることもある。
ちなみに女性が破断を考えている場合、ほとんど修復不可なケースが多い。
相談してくる時点で自分の中では既に答えが決まっているのだろう。
けれど、少なからず迷いもあり「破断していいよ」という誰かの後押しが欲しいのかもしれない。
この破断理由だが、第三者からみると「そんなこと!?」という理由も割と多い。
本人にとっては真剣な理由なのだから、そんなことと言ってしまうのは憚られるものの、そんな理由で破断していては誰が相手でも上手くいかないのでは、と正直頭を抱えることもある。
そんななか、成婚退会後暫くして珍しく男性から破断を言い渡されたと憤慨して連絡してきた女性がいた。
てっきり良い報告と思っていたからびっくり。
破断理由については、離婚と同じく片方からの意見だけを聞き鵜呑みにするのもよろしくない。
可能な限りでだが相手側からも聴取するが、聴取できる事の方がレアだ。
しかし、憤慨して連絡してきた女性の場合、彼女との面談前までに相手の男性から事情を聴くことができたのだが・・・
その理由は・・・
カラダの相性。
「・・・」
それかぁ。
いやぁ、なかなか本人に言えない理由だなぁ。
かくいう男性も女性には流石に本当の理由は言えず、別の理由を伝えていた。
だから当初は担当にも嘘の破断理由を話していた。
が、なんだかおかしい!
担当の勘ってやつがそういっている。
ということで、どうにも解せず詰め寄ったところ、ようやく重い口を開いた末の答えがこれ。
カラダの相性は努力すればという人もいたりもするが、夫婦になるうえでは大事な問題の1つだろう。
どちらかが我慢して努力したところで結局いつかは破綻する可能性が高い。
そういえば「好きなのにどうにも彼女を抱けない」という理由で、結局元カノとは別れたという男性を担当したことがある。
他にもここじゃ赤裸々過ぎて言えない告白をしてきた人もいたなぁ。
と、まぁ、この手の問題は繊細な問題でもあるから、何とも言い難いし仕方ない。
しかし、これは困った〜。
男性からも本当の理由は言わないって事で喋ってくれた手前、彼女に真実は言えない。
まぁ、言っても良いと言われたところで、伝えにくい問題ではあるが。
おまけに男性が伝えた嘘の理由が、これまた女性からすれば、「はぁ!?」な内容。
女性との面談中約1時間半、こんな人を紹介してどういうつもりだ、別れた理由が納得できない、とか散々文句を言われてもひたすら聞くしかなかった。
そんな彼女に梅子が言えるのは、成婚退会の時は確かに二人の未来を真剣に考えた。
(その気がなければ、他から見たら安めの成婚料とはいえわざわざ払って退会しない)
しかし、その気持ちが彼女のことをより知るうちに(時間経過と共に)なくなってしまった。
冷たいようだが、男女間には往々にしてそういうことはある。それだけのことなのだ。
とはいえ、女性は相談所で成婚退会した相手とまさかカラダの相性が理由で破断されるとは微塵も考えてなかっただろう。
別れてしまった今、怒りのぶつけ先がどこにもなく梅子に不平不満を言ってきたように思う。
一旦未来を考えた相手と別れるということは、言い出す方も相当な覚悟が必要だろう。
言い出す方からすれば、綺麗あっさり別れたいだろうが、綺麗に別れようとするあまり余計に相手を傷つけることだってある。
その事を自覚しておいてほしい。
また、言われた方も納得できないなら、相手との衝突を避けるのではなく、泥臭くとも話し合ったり、本人に気持ちをぶつけるなりなんなりすればいい。
物分かりのいい子ちゃんであっさり引き下がると後々まで引きずることだってある。
それより何より直接会わずして、メールやラインで将来を考えた相手と別れるのは、何だかなぁと思わずにはいられない。